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天皇陛下の退位後の呼び名はどうなるの?家系図をわかりやすく紹介!

2019現在の天皇陛下が退位を公表され、31年続いた平成の終わりまであと数カ月になりました。

「ゆとり教育」や数多くの自然災害、ネット社会など変化の時代を象徴として見守られてきた天皇陛下。退位をされた後の呼び名ってどうなるのでしょう。

メディアに取り上げられる天皇家ですが案外知らないもの。家系図を調べてみました。

2020年の東京オリンピックを前に、2019年4月に発表される新元号に注目が集まります。

退位目前、天皇陛下の退位後の呼び名や現在の天皇陛下家系図について調べました。 平成が終わるこの大きな節目に天皇家についておさらい、わかりやすく解説します。

 

天皇陛下は退位したあとの呼び名は?

政府の有識者会議で、陛下の退位後の呼称を「上皇」、敬称は引き続き「陛下」とする方向性が固まりました。敬称については皇后さまも「陛下」となるようです。

 

天皇陛下の家系図

 

http://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/koseizu.html

 

 

天皇陛下

現在の天皇陛下、お名前は「明仁」。1933(昭和8)年12月23日生まれです。

1952(昭和27)年11月10日に立太子の礼を行い皇太子であることを公に告げられました。

 

 

美智子さま

美智子さまと呼ばれている今上天皇の皇后は、1934(昭和9)年10月20日に正田英三郎と富美夫

妻の長女として誕生されました。

 

1959(昭和34)年4月10日に当時、皇太子殿下だった今上天皇とご結婚され皇太子妃となりました。

皇族、あるいは五摂家と呼ばれる伯爵以上の特定の華族以外のいわゆる「平民」出身では初の皇太子妃。

 

「平民」のあこがれとなった美智子さまですが、第二子を流産してしまった美智子さまは「皇太子殿下の御子を流すとはけしからん!」とまたしてもとある宮妃からバッシングされ心身の疲労から体調が回復せずに長期療養したこともありました。

 

 

次の天皇陛下

次期天皇陛下に即位される予定の、現在の皇太子殿下、お名前は「徳仁」。1960(昭和35)年2月23日に現在の天皇陛下と皇后美智子さまの第一皇子としてお生まれになりました。

1991(平成3)年31歳の誕生日に皇太子となりました。

1986年に行われたスペイン王女歓迎会で当時外務省に勤めていた小和田雅子さんと出会い、1993年ご結婚されました。

 

 

 

 

雅子さま

現在の皇太子妃である雅子さまは、1963(昭和36)年12月9日小和田恒・優美子夫妻の長女として生まれました。

 

結婚の儀の当日は臨時の休日となり、パレードはオープンカーで行われ、約30分間沿道を埋め尽くした約20万人の国民の祝福を受けました。

 

その後、お世継ぎ問題が浮上する中第一子を懐妊しましたが宮内庁などが加熱報道に自粛を要請しま したが、流産という結果に。その後2001年に結婚8年目にして第一子の愛子さまが誕生しました。

 

 

愛子さま

次期天皇陛下の第一子である愛子さまは2001(平成13)年12月1日生まれ。

 

学習院幼稚園から学習院初等科、学習院女子中等科と進み2017年3月に卒業を迎えました。

幼少期から抜群の運動神経の持ち主で運動会ではリレーの選手に度々選ばれ、成績も優秀で初等科では学年でトップクラスと言われています。

しかし、精神的に不安定な部分もあるといわれ心配されています。

 

 

秋篠宮さま

現在の天皇陛下の第二皇子で名前は「文仁」。1965(昭和40)年11月30日生まれ。

 

兄の皇太子殿下よりも先に結婚したことでも話題になりましたが婚約者に内定された川嶋紀子さんが社宅住まいのサラリーマン家庭に育った女性だったことからさらに話題になりました。

 

紀子さま

1966(昭和41)年9月11日に川嶋辰彦・和代夫妻の長女として誕生。

学習院大学の構内にある書店で出会い恋に落ちるという普通さが話題になりました。

 

また、サラリーマンで社宅住まいの一般家庭から天皇家に嫁ぐということで現代のシンデレラと騒がれました。

 

眞子さま

1991(平成3)年10月23日に秋篠宮家の長女が誕生し、「天性のものを失わずありのままに人生を歩む」という願いを込めて「眞子」と名付けられました。

気品が漂うステキな女性に成長されました。最近は、婚約延期など幸せへの階段が崩れ体調が心配されています。

 

佳子さま

1994年12月29日に秋篠宮家の次女が誕生し、「心身ともに良い子に育って欲しい」という願いを込めて「佳子」と名付けられました。

美しい容姿から佳子さまは天皇家の中でもトップクラスに人気があります。

 

悠仁さま

2006年(平成18年)9月6日に秋篠宮家の長男が誕生し、「大きくまっすぐに育って欲しい」という願いを込めて名前は「悠仁」と名付けられました。

家系図で見るとお父様の秋篠宮さまに次いで皇位継承順位第三位。

悠仁さまの誕生は皇室ではお父様の秋篠宮さま以来40年振りの男子ということもあり明治神宮はじめ各地の神社などで祝賀行事が執り行われました。

 

また、皇室初の帝王切開での出産ということも話題になりました。

 

現在はお茶の水女子大学付属小学校に通っているそうですが、天皇家のお子様で学習院初等科以外の小学校に進学されたのは初めてのこと。

 

秋篠宮さまの年齢を考えると、次の次の天皇陛下かもしれませんね。

 

天皇陛下とはそもそも何だろう??

 

現在の天皇陛下のことを今上天皇陛下(きんじょうてんのうへいか)と呼びますが、今上天皇陛下は、125代目の天皇になります。

知ってましたか??

 

小学校の社会の教科書にも出てくる、初代の天皇・神武天皇(じんむてんのう)は『古事記』に登場し、天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫です。

 

天照大神とは、『古事記』に登場する神の中でも最も中心的な神である、太陽神です。

ですから、今上天皇陛下もやはり、天照大神の子孫、太陽神の子孫ということになります。

そして、天皇という存在は、太陽(天照大神)を中心とした「神々」と、我々「人間」の間に存在し、その2つの世界をつなぐ存在です。

ここでいう「神」とは「自然」と言い換えると分かりやすいかと思います。

つまり、初代天皇である神武天皇は、自然界から派生したはじめての人間、人間の代表のような位置づけなのです。

 

天皇という存在は、おおむね、日本では自然に対する「人間の代表者」ということだそうです。

 

元号が変わる今だからこそ、天皇制度について知ることは、これからの日本を作る私たちが知るべきことかもしれませんね。